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[技術記事]Godot Engineでオンラインマルチプレイを実装する方法

2025年10月1日

(1/9追記)本が出ました!

記事の内容を再構成・加筆し、スクリーンショットをふんだんに詰め込んだ本を出版しました。

よって、記事は「A.Epic Gamesアカウントの作成」以降を非公開とさせていただきます。
ご了承ください。

概要

この記事では、ゲームエンジン Godot Engine を用いて、オンラインマルチプレイを実装する方法を解説します。

Godot Engine単体の機能で実現できるローカルマルチプレイ(同一Wi-Fi上での通信)とは異なり、Epic Gamesが提供する EOS (Epic Online Services) と連携することで、世界中のプレイヤーと通信可能な本格的なオンラインマルチプレイを実現します。

基本的な機能は無料で利用でき、例えば友人同士で遊ぶだけであれば、費用はかかりません。環境構築も1〜2時間ほどで完了するため、比較的気軽に導入できるのが特徴です。

※ 本記事は、本校で作成されたテキストを許可のもとで一部公開したものです。都合により、予告なく非公開とする可能性があります。
※ ゲームを全世界に一般公開(有償配布など)する場合、年間3000〜5000円程度のドメイン費用などが別途必要になる場合があります。

必要物

「必須」
・PC(windows11推奨、多少スペックが低くても動きます)
・自身のメールアドレス
・自身のメールを受信できるデバイス

「オンライン通信を試す場合」
・2つ目のメールアドレス
・もう1台のPC
・別のネットワーク環境(スマートフォンのテザリングでも可)

※ 未成年の方が作業する場合、保護者の同意が必要になることがあります。本記事では、作業者が成年であることを前提として進めます。

想定読者

・Godot Engineで簡単なゲームを制作した経験がある方

・Godot Engineのローカルマルチプレイ機能を試したことがある方

・オンラインマルチプレイに挑戦したいが、情報収集に手間取っている方


A.Epic Gamesアカウントの作成

まず、EOSを利用するために必要なEpic Gamesの開発者アカウントを作成します。

Epic Developer Community にアクセスします。

②画面右上の「サインイン」をクリックします。

③表示された画面下部の「アカウント作成」をクリックします。

④「これらのゲームをプレイしたことがありますか?」という質問に対し、今回は新規作成のため「X」を選択します。

⑤生年月日を入力します。

⑥メールアドレスを入力し、「続ける」をクリックします。名前、パスワード、ディスプレイネームの入力が求められます。

名前: ご自身の名前を入力します。

・パスワード: 任意のパスワードを設定します(忘れないように必ずメモしてください)。

・ディスプレイネーム: 文字化けを防ぐため、半角英数字で入力してください。

⑦利用規約のチェックボックスにチェックを入れ、「続ける」をクリックします。

⑧登録したメールアドレスにセキュリティコードが届きます。画面に入力し、「続ける」をクリックしてください。

⑨外部アカウントとのリンク画面が表示されますが、今回は使用しないため、そのままスキップして完了します。

これでアカウント作成は完了です。



終わりに

以上が、Godot EngineとEOSを使ったオンラインマルチプレイ実装の基本的な手順です。
このサンプルプロジェクトを改造したり、スクリプトの内容を詳しく読み解いたりすることで、オリジナルのオンラインゲーム制作に応用することができます。
次回は「生成AIと教育の今」を解説します。

(教材制作・文責 本多)


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